オーストラリアの保育士も、日本の保育士も、子どもたちと関わる仕事であることに変わりはありませんが、その「仕事内容」には予想していたものとのギャップがありました。オーストラリアの保育をスタートして、私が驚いたことを今日はまとめてみました。

 

 

保育記録の違い

 

保育士の仕事内容として個人的に驚いたことといえば、日本では書類を手書きし、とても毎日大変な思いをしたのを覚えています。

 

最近では保育園もパソコンで書類や写真をシェアをする保育園もあるのかとは思いますが、オーストラリアの保育園ではアプリを使い、日誌と写真や個人記録、レターがオンラインで保護者に送られ自分の子どもの情報が携帯からすぐにアクセスできるというところです。

 

重要な書類を持ち歩くことはせず、アプリにアクセスし、個人ごとにいつでも情報が整理され、わかりやすく、個人情報も保護されているのがとてもいいと思いました。

 

 

 

言葉の壁よりも苦労したコト

 

 

オーストラリアの保育で一番苦労したのはもちろん言葉の壁は常にありますが、それ以上に、苦労したことがありました。

 

それは、子どもたちが歌う歌やサークルゲームに至っても、その国で生まれ育った人なら誰でも知っているようなわらべ歌やゲームなどを知らない、ということでした。

 

名前を聞いてもピンとこないどころか、一緒に何度かやっても、言葉を覚えるのにもう一苦労。

 

ちょっとしたタイミングで歌いたい、導入として行いたいのにスムーズにできないのは、とてももどかしい思いをしました。

導入として使いやすい絵本に至っても、実は子どもの絵本は普段使わないような、学校では習わない擬音や韻を踏んだ言葉が多く使われており、最初は練習なしではただ恥をかくことになり、今でも子どもたちに、それは違うと注意されることもあります。

 

 

 

オーストラリアの保育に必要な保育スキルを補う方法

 

 

いい時代に海外に来たと思うのは、そんな歌もゲームもインターネットで調べられる時代。夜な夜な1人で調べて何度も歌ったり、練習したりしてやっと自分の保育のネタとして使うことができました。

 

 

こういった知らず知らずも一苦労はありますが、それも海外へ来た楽しみの一つ。

 

全てゼロからスタートなので、できないことも恥ずかしくはありません。

 

できなければ、勉強、練習あるのみです!

 

子どもたちにも、いろんな言葉を話す人がいる。大人でも、できないこともある、しかし次にあった時にできるようになっていれば、努力して成長する事で失敗してもいい、また頑張れば良いとお手本を見せることにも繋がります。

 

 

オーストラリアの保育を実際に体験して感じたこと

 

私がオーストラリアに来た理由の一つとして、「オーストラリアと日本の保育の違いが知りたい」でした。

 

細かく上げれば一つ一つ違うことはありますが、一番感じたのは、

『子どもにとって基本的に必要な大切なことは、世界中で同じなんだ!』ということでした。

 

言葉や文化の違いや壁はあるものの、私たちが心を込めて行ってきた日本の保育は世界でも通用する、それどころか、細かくしっかり子どもの成長をサポートし、観察や勉強熱心な日本の保育は日本の宝だと思います。

 

 

特に一つ一つの技術の高さは、日本人の誇るところ。

 

ぜひ自分の特技を持ってオーストラリアに来てみてくださいね!

 

 

 

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