オーストラリアに来て、一番最初に気になるのが、生活費や学費を払うためにも、働きたい。
どうやって仕事を探せばいいかわからない。
どんな仕事に就けるのだろう?という内容だと思います。
私自身、初めてオーストラリアに来た時には、右も左もわからず、仕事探しに苦労しました。
まず初めに、オーストラリアでは持っているビザによって働ける時間が違います。
オーストラリアで保育士として働きたい!ビザによって異なる労働時間
☆学生ビザ 週に20時間,二週間で40時間。
☆ワーキングホリデービザ 週に好きなだけ。ただし同じ雇用主で6か月までしか続けて働けません。
☆就労ビザ オーストラリア国籍、永住権の人と同じだけ。
☆観光ビザ 残念ながら働けません。
次にオーストラリアで仕事をするにあたり、3つのものを用意しましょう。
☆Tax File Number(タックスファイルナンバー)
☆履歴書 (英語版、日本語版、働く雇い主によって分ける)
☆オーストラリアの銀行口座(給料受け取り用)
オーストラリアでベビーシッター・オーペアとして働くのに必要な資格
さて、そして本題です。
きっと皆さんは、せっかくオーストラリアに来るのだから、特技をいかしてベビーシッターやオーペアをしてみたいと思っている方は多いでしょう。
オーストラリアでは子どもとかかわる仕事やボランティアをするには、Working With Children Check(WWCC) と言われる、政府の許可した資格が必要で、それがないと子どもの仕事やボランティアにかかわれません。
州によって資格が違い、引っ越しなどで州を変わる際は、新しく住む州のチェックが必要なので気を付けなければなりません。
子どもの安全を守るオーストラリアの厳しさが、より子どもたちや保護者、保育者を守ることにも繋がるのです。
オーストラリアで子供と関わるオススメのお仕事
次に、おすすめの子どもに関わる仕事を紹介します。
☆オーペア
日本ではあまりなじみのない言葉ですが、欧米では割と聞く機会のある言葉だと思います。
留学生などを対象に、住み込みで、家賃の代わりにベビーシッターをしたり、家事を手伝います。食事も込みの場合が多いです。おこずかい程度として、もらえる家庭、お給料としてもらえる家庭様々ですが、基本的には一部屋を借り、家賃の代わりにお手伝いをするというのがオーペアです。
目的は様々ですが、私はオーストラリアの家庭や子育て、学校、保育園などの内情が知りたかったので、ホームステイの後に、オーペアをし、たくさんオーストラリアや他の国の子育て、学校や保育園について教えてもらい、何より一番興味のあった、バイリンガルの育て方というのを教えてもらい、目の当たりにし、日本語しか話さなかった2歳の子が初めて英語をしゃべる瞬間に立ち会い、「バイリンガルってこうなんだ!カタカナ英語はしゃべらないんだ!!」と、感動したのを覚えています。
探し方としては、オンラインで、探しました。
☆ベビーシッター
こちらはお仕事として、子どもの家庭に行き、保護者が出かけている間、留守を預かり、面倒を見たり、食事、排せつ、昼寝、宿題、遊び、など、家庭により、支持されたものを基本的に行っていくという仕事内容です。家庭によっては学校に連れて行ってほしい、車で迎えに行ってほしい、などということもあるので、国際免許などがあると仕事の幅も広がります。
私の場合は特技としてピアノと絵画があったので、年齢に合わせて、ピアノ、クラフトなどを教えてほしいという要望がありました。それに加えて、日本語を教える時間もありました。
こちらは年齢、仕事内容も様々です。オーストラリアの場合ですと、日本人の家庭でバイリンガル、マルチリンガルを育てていて、ネイティブの私たちに「日本語で話してほしい」、「日本語を教えてほしい」という家庭は多くあると思います。英語に自信はなくても、日本語での保育なら任せて!という皆さんにはぴったりのお仕事だと思います。もちろん、せっかくオーストラリアに来たのだから、他の国の家庭にチャレンジしたい!というのも素晴らしいと思います。こちらは文化や言葉の壁はありますが、とても良い経験になるのは間違いないでしょう。
どちらもオンラインで探せますが、知人に紹介してもらう、などはお互いに信頼関係も作りやすく、おすすめです。
☆日本人学校 幼稚部の先生
オーストラリアに住む日本語を話し、勉強する、バイリンガル、マルチリンガルの子どもを対象とした学校です。学校なので、教員免許が必要です。幼稚部に関しては日本の幼稚園の免許でも働けるので、幼稚園の資格を持っている方はぜひ応募してみてください。
学校自体は日本人が多く住むエリアに多く、規模も学校によって違いますが、日本の文部科学省の内容に沿って勉強を教えていくのが、主な仕事です。ほとんどの学校が、土曜日の週一回のお仕事になります。日本語を第二か国語とする子どもたちに、日本語を教えるのは、私たちが英語を学ぶのと一緒で、根気のいる仕事ですが、やりがいのあるお仕事で、今後の自分自身にもすごく勉強になるお仕事だと思います。
☆上記の場所でボランティアをする。(特に日本語学校など。)
日本で働いていると、ボランティアで働くというのは、なんとなく気が引けることもありますが、ここはオーストラリア。すべて勝手が違います。まずはボランティアで、どんなところで、どんなことをしているんだろう?と、興味をもって訪れてみるのもいいかもしれません。
百聞は一見に如かずなので、必ず何かを得て帰れるのは確か。それに加えて、ボランティアに通うことによって人脈ができ、いろんなことを教えてもらえたり、お仕事を紹介してもらえたり、履歴書を書く際の、リファレンス(しっかりと仕事をする人ですよ、と保証してくれる人)になってもらえたりとすることもあります。
何事も待っていてはやっては来ません。
お仕事をしたいと思ったら、まずは調べてみる。自分の条件と照らし合わせ、実際に足を運んでみる。そして、電話をして面接をお願いする。日本での就職活動ではあまりありませんが、オーストラリアでは、仕事が欲しければまずは履歴書をもって、配り歩くこと!と語学学校時代に習いました。最初は気が引けて恥ずかしかったり、自信がなかったりしますが、
数打ちゃ当たる!ということもあるので、せっかくオーストラリアに来たのだから、まずはあたってくだけてみる!自分の足で歩いてみる!欲しいものは欲しいという!
これが大事だと思います!
まずはやってみましょう!
============